社内電話システムを 最新のIP電話(IPフォン)システムに置き換え コードレスフォンのIP化を実現

株式会社ユナイト(以下、「ユナイト」という。)は、お客様第一主義のもと、「出来ないを、出来るに」「常に今以上の製品・サービスの追求・提案」を実現すべく、昭和47年の設立以来、一貫してプラスチックの射出成形ビジネスに取り組んできた。これまで、射出成型加工が難しかったプラスチック素材に対しても、超薄肉で精密な成型加工を実現する独自技術の開発によって、新しい製品分野を展開している。
工場内は、クリーンルームが完備され、最新鋭の装置を設備し、環境にも配慮しながら、シリコーン系樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネイト等の透明樹脂の成形加工を中心に行っている。製品は、携帯電話、デジタルカメラ、ゲーム機、ノートパソコン等の電気製品の部品や医療、食品関係等で利用されるプラスチック製品等多岐にわたっている。ユナイトは、お客様からの様々なニーズに迅速に対応できる体制を維持するため、老朽化した電話設備の更新を行うこととした。

既存電話設備の更新のタイミングで、柔軟性ある電話システムを検討

2012年2月、既存の社内電話設備のリース期限が迫っていたことから、電話設備の更新の具体的な検討を開始した。
同社は、敷地内に複数の工場があることから、コードレスフォンを普段から持ち歩いていた。しかしながら、工場内の構造の関係で、一部のエリアにおいて、電波環境が悪く、通話状態があまり良くない場所があったため、今回のリプレースでは、コートレスフォンの通話状態を改善したいと考えていた。
選定には、既存のPBXと同じメーカー製品(従来型製品)と、比較のため、同等製品をもう1社、そして、新しいIP電話(IPフォン)の提案として、アイルネットの3社を検討対象とした。従来型の電話システムを提案してきた会社は、専用の構内PHSを無線システムとして提案してきた。一方、アイルネットの提案は、PHSではなく、汎用的な無線LANを利用する無線電話機(IPフォン)をコードレスフォンとして利用する内容であった。汎用的な無線LANなら、無線アクセスポイントを追加することで、自由に電波エリアを調整できるため、柔軟性の高いシステムが構築できることがわかった。

比較の結果、アイルネットのIP電話(IPフォン)システムを採用

将来性、拡張性、柔軟性の点から、アイルネットのシステムを採用した。導入の一番の決め手は、既存LAN設備をそのまま利用でき、配線が不要であること、コードレスフォンとして無線電話機(IPフォン)を利用できることであった。また、短納期での導入も魅力であった。

電波調整を重ね、構築完了。
離れた倉庫でもコードレスフォンを利用

アイルネットコミュニケーションボックスを導入後、無線アクセスポイントの調整を細かく行った。特に、電話が届きにくい、工場内部について、アクセスポイントの数を増やし、無線エリアのカバー率を高めることで、通話が切れてしまうという問題を解決した。但し、アクセスポイントの数を増やすと、アクセスポイント同士が干渉を起こすため、複数のアクセスポイントから出力される電波干渉を考慮して、チャネル数の変更、電波出力について、調整することで、良好な電波状態を確認した。
今回、無線電話機(IPフォン)を拠点内の各工場で使用するために、合計6台のアクセスポイントとリピーターを設置した。本棟から物理的な距離のある倉庫までは、有線LANの敷設が困難であったため、倉庫内にリピーターを設置し、本棟との間を無線LANで接続することで、倉庫内でもコードレスフォンが利用できるように工夫した。

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導入前の問題点

■既存電話システムのリース期限が迫っており、早急に新しい電話システムを必要としていた。
■工場内の一部で、既存のコードレスフォンの電波状態が悪く、あまりよく通じないエリアがあった。

選定理由

■電話システムとして、柔軟で、安価である。
■短納期で導入することができる。
■コードレスフォンとして無線電話機(IPフォン)を使用できるため、簡便に、無線モバイル環境を構築できる。
■既に敷設済みのLANに、IP電話(IPフォン)を接続するだけで利用でき、電話工事の必要がない。
■レイアウト変更の場合でも、IP電話(IPフォン)を抜いて挿すだけで利用できる。

導入時期

■2012年4月

ユーザー数

■24ユーザー

会社プロフィール

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株式会社ユナイト
■本社:埼玉県三郷市
■資本金:3000万円
■ 代表取締役:園原 操
■従業員数:50名
■事業内容:プラスチック成型品の製造
■特殊成型技術を必要とする
■プラスチック樹脂の成型、加工
■電子部品、民生品の製造


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